2022/09/19 07:58

いつもお世話になっております。店主です。

9月中旬から10月上旬にかけての季節の珈琲の詰め合わせは、
二十四節気の「秋分(しゅうぶん)」をイメージしたコーヒーをご用意させていただきたいと思います。

・雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
雷が鳴らなくなる頃。春分に始まり夏の間鳴り響いた雷も、鳴りをひそめる頃。
鮮やか・ブライトさが特徴のEthiopiaですが、あえてWashedをブレンドの中心にセレクトし穏やかさを表現。
Guatemala Bourbon、Costa Rica Black Honey で甘みを加え、実りの秋への高揚する気持ちを添えて。
Ethiopia Yergacheffee Washed50% 
Guatemala Bourbon 25%
Costa Rica Black Honey 25%
Roast:Medium-High  

・蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
虫たちが土にもぐり、入口の戸をふさぐ頃。冬ごもりの支度をする時期。
まだ青々しさも残る葉や果実を巣に持ち帰り、巣の中で自然と発酵が始まり、香ばしさや甘い香りが出てくる様を表現。
Tanzania Ngoronogro 40%
Kenya Gatomboya 40%
Ethiopia Yergacheffee Natural 20% 
Roast:High-City

・水始涸(みずはじめてかるる)
田んぼの水を抜き、稲刈りの準備をする頃。井戸の水が枯れ始める頃。
瑞々しさも残る中で、水抜きによる香ばしさが立ち始める様を表現。
Brazil Honey 40%
Colombia Gesha 30%
Guatemala Bourbon 20%
Ethiopia Yergacheffee Natural 10% 
Roast:High